5W1H+Then状況説明

Who(誰が)筆者が
Where(どこで)自宅で
What(何を)床を
Why(なぜ)無意識に散らかしてしまう習性があるため
When(いつ)散らかるたびに
How(どのように)散らかった場所周辺を照らす照明を設置した
Then(どうなった)「モノが床に落ちている」段階での認識粒度が上がり、片づけやすくなった

前提条件

  • 筆者はゴミ屋敷を過去に何度も生成し業者のお世話になっている程度には掃除ができない。
  • 一定レベルで蓄積した閲覧性・分類性の低い物体を「ひとかたまり」に捉えてしまう認知の傾向があり、これにより「床に一定以上たまったもの」が「地面に落ちてるガラクタ」と認識されがちだった。
  • また、ADHDの注意視野の狭さにより、部屋の中に「目に入りにくく、実態以上にあいまいに認識されがち」な場所(多くの場合家具の足元や部屋の四隅)があるという問題があり、強制的にそういった場所に注意を向ける必要があると感じていた。

なぜやってよかったのか

  • 部屋の隅々まで明るいことでモノが行方不明になりにくくなった
  • 散らかり始めの段階で散らかっていることに気付きやすくなる

やらなかったらどうなっていたか

  • 床に何が落ちているのか、目の前にあるのに適切に認識できていない状況があった。
  • 筆者の場合、ただでさえ床に落ちているものに対して解像度が低いので、明らかに「請求書」と書かれている封筒に気付けないようなことも起きていた。

備考

  • ライトを設置しても転倒させなければ意味がないので、スマートLEDなどで部屋の電気と連動させられると面倒がない。
  • 特にモノがたまりやすいエリアは、そこにいて何をしているかがあいまいになりやすいポイントであると考えられるため、センサーライトが特に有効だった。
  • 散らかしやすい場所に近づくたびにそこが明るくなることで、そこにあるものは早く撤去すべきだという圧力を自分にかけることができる
  • それでもなお散らかる場合は、「自分はどうしてもそこに物を置きたいのだ」ということで、そこにある程度の分類をできる棚を設置してしまうことも検討する(なお、棚を設置することで導線が変わってしまい、そこに物を置かなくなる場合もまれにあった)
  • それによって床が散らからなくなるということはなく「散らかる前に認識できるようになり、散らかり始めでモノを拾いやすくなる」くらいに捉えるとよい
  • そういうところに積み重なってしまうものの中には「先送りしたかったもの」が多く含まれていることがあり、目につきやすくなることでストレスになってしまうこともあるので、精神状態が終わっている日は諦めてそういうところの電気を消すなど、そこへの対処は別途していきたい