5W1H+Then状況説明
Who(誰が) | 筆者が |
When(いつ) | 友人と出掛けた際に |
Where(どこで) | 喫茶店で |
What(何を) | 友人のIQ(知能指数)を |
Why(なぜ) | 雑談の話題作りのため |
How(どのように) | 訊ねた。その後筆者自身のIQも開示した。筆者は高IQであり、相手の方が低かった。 |
健常行動ブレイクポイント
- IQ(知能指数)は個人の価値を推し量ることのできる指標であるといった感覚が社会にはあり、また精神疾患や発達障害 などの診断に用いられることもある非常にセンシティブな側面をもつ指標であるため、雑談といった場面で相手の了解なく訊いてよいものではない。
- こちらの情報を開示していない状態で相手にIQを訊ねることは、たとえ瞬間的であっても自身のみが相手との「上下関係」を認知することとなり、そのリスクを一方的に負わせるのは不公平である。
- 高IQ者の場合、必然的に自身よりもIQの低い人間が社会集団の多数派であり、その状況下で互いにIQを開示した場合相手のIQの方が低い可能性の方が有意に高くなる。自身が高IQである場合自慢やマウントと捉えられ、相手を不愉快にしかねないため敵対していない/敵対したくない相手と会話する際の話題として不適切であった。
- そもそも自身のIQを認知している人間の方が少数派であり、この問いは成立しない可能性が高いため話題作りの手段としても適さない。
どうするべきだったか
- IQを話題にするとしても、いきなり自身や相手のIQを開示するやり方ではなく異なる方面からアプローチするべきだった。
- 自身と世間のIQに対する認識の乖離を自覚すべきだった。
- 無自覚なまま相手を馬鹿にしていると捉えられかねない言動をしてしまう可能性があることを考慮すべきだった。