5W1H+Then状況説明
Who(誰が) | 筆者が |
When(いつ) | 大学生のとき |
Where(どこで) | 飲み会の場で |
Why(なぜ) | 当時は「何気ない日常の中の小さな出来事にも幸せを見いだせる人間ってなんだか素晴らしいよね」という言説を信じていた |
What(何を) | 「駅で男性のアナウンスと女性のアナウンスの声がたまたまカブっているのを聞いた」や「公園のゴミ箱にゴミを投げ入れたときにやたら良い音がした」ということを |
How(どのように) | 「最近楽しかったことや面白かったこと」という文脈の中で話した |
Then(どうなった) | ちっとも共感を得られず、「あ……うん……それは良かったね……」と「カルピス THE RICHを飲んだ直後に飲む普通のカルピスの味」並みに薄い反応しかもらえず、話が一切広がらなかった |
健常行動ブレイクポイント
- 自分にとって「小さな幸せ」であったものは他の多くの人にとってはつまらないことであるという点に思い至らなかった
- 「共感の有無にかかわらず、自分の幸せを共有することはコミュニケーションにおいて話題のひとつとなり得る」ということもまた幻想であった
どうすればよかったか
- 「共感を得にくい、何気ない日常の中の小さな出来事から見いだされる幸せ」についての話題は、一般的な場でのコミュニケーションには適さず、避けるべきであった
- もっと無難な、共感を得やすい大きな事件について話すのがコミュニケーションにおいては無難であった
備考
- こういう話題を出したときに相手が寄り添ってくれる かどうかでその相手との距離感を計れるようになります