5W1H+Then状況説明
Who(誰が) | 筆者が |
When(いつ) | 歯医者の治療後に |
Where(どこで) | 受付の会計にて |
Why(なぜ) | 財布を忘れた旨を受付の方に伝えたところ、「一度お金取りに行っても大丈夫ですよ。」と言われたものの、客観的に見て自分がここに戻ってくる保証も質もないため |
What(何を) | 受付の方に |
How(どのように) | 「もし10分以内に戻ってこなかったら私に電話してください。」と伝えた |
Then(どうなった) | 「え、本日払っていただけない可能性があるんですか?」とかえって不安にさせてしまった。 |
前提条件
- 筆者はそれまでの人生で会計時に財布を忘れたことがなかった。
- その歯医者には行ったのは初めてのときであった。
健常行動ブレイクポイント
- 「いつまで経っても戻ってこない可能性」を自分から相手に提示すべきではなかった。 相手の信頼があって何かしらの行動を許されている状況において、その信頼を裏切る可能性を自ら相手に提示することは、その時点で自身の信頼感を失う行為となる場合がある。 「もしそれを裏切った場合には〜」と自ら条件を付け加えることは、「もしかしたら裏切るかも」と言っていると取られる場 合がある。
- 今回ミスした立場である自分が、相手の指示に即座に従わず、その指示に「もし戻ってこなかったら〜」など不必要な事を細々と付け加えるべきでなかった。
どうすればよかったか
- 何も言わずお金を取りに行くべきだった。
- 自身が信頼できる人間であることを示して相手を安心させたかったのであれば、即座に行動を起こすことによって「今すぐ帰ってきます」という態度を示して信頼を得ることもできた。
備考
- 約束の証拠や担保を設けておかないと後に重大な問題に繋がるような場面もある為、すべての約束事において本記事の知見を適用するのは危険と考える。
- よく考えると電話番号を伝えることは何の担保にもなっておらず、逃げの余地がある中途半端な提案をしたことも不安にさせた一因かもしれない。警察に突き出せくらい言っておくべきだった。
- 受付側からすれば、担保を取ったり通報の準備をすることは仕事内容に入っていない例外処理で非常に面倒。早く取って来てもらって何事もなかったことにするのがお互い一番楽、という計らいもあったのではと後に気づいた。