5W1H+Then状況説明

Who(誰が)筆者が
When(いつ)大学2年生の時、インカレサークルで知り合った、会うのが3回目くらいの女性と街を歩いていて
Where(どこで)偶然見つけた、女性の名字と同じ名前の駅の前で
What(何を)「(女性の名字)って駅があるよ!」と
Why(なぜ)女性はサークル内で下の名前しか名乗らず、アカウントを交換したInstagramも下の名前のみで登録されていたが、過去の投稿の中に一つだけフルネームが写り込んでいるものがあり、そこから女性の名字を勝手に把握していたため
How(どのように)興奮気味に指摘した。
Then(どうなったか)「何で私の上の名前知ってるの?」と嫌そうな顔をされ、経緯を話すと「ストーカーかよ」と笑われた。後日、筆者は女性のInstagramのフォロワーから削除されていた。

健常行動ブレイクポイント

  • 女性にとって、自分から伝えていない以上筆者が知っているはずがないと思っている情報(ここでは苗字)を、筆者は知っていて当然のように話題にしてしまった。
  • 「相手が自分から伝えた情報」と「SNSから見ようと思えば見られる情報」を同等のものとして扱ってしまった。
  • そもそもSNS廃人でない人にとって、そこまで親しくない人のSNSを隈なく遡ることは一般的ではなく、気持ち悪い行為とみなされるらしい。

どうするべきだったか

  • 指摘を我慢するか、せめて指摘の前に名字を知った経緯から話しておくべきだった。
  • 一方的に名字を把握してしまった場合でも相手には言わず、あえて本人にさりげなく名字を聞き、筆者が名字を知っているという共通認識を築いた方がよかった。

備考

  • 非公開アカウントとはいえSNSで普段名乗っていない名字が見られる状態になっているのを自覚していなかったり、フォローを許可されたユーザーが投稿を遡るという充分予測可能な行為を「ストーカー」呼ばわりしたりと、女性のネットリテラシーにも落ち度がないとは言えないが、それによって相手の気分を害することが正当化されると考えるべきでもないだろう。
  • この時筆者は他にも、女性がInstagramで一部の写真の公開・非公開を頻繁に切り替えていることをイジったり(注:Instagramは過去の投稿を自由にアーカイブ(非公開)にしたり再公開したりできる)、過去のプロフィール欄の文章を暗唱してその含意を聞いたりしており、ストーカーっぽさに拍車をかけていたと思われる。