5W1H+Then状況説明
Who(誰が) | 筆者が |
When(いつ) | サークルの合宿で |
Where(どこで) | 海水浴をしたとき |
Why(なぜ) | 「防水ケースに入れたから水没の心配は無いだろう」と考え、スマートフォンを水着のポケットに入れたまま遊泳したため |
What(何を) | スマートフォンを |
How(どのように) | 海の中で落とした |
Then(どうした) | せっかくの旅行で同行者に探し物をさせる負担やなくしたことへの心配を強いてしまった。 スマートフォンはそのまま海に流され回収不能となり、新しい端末の購入及びSIMカードの再発行費用を支払うことになった。 以上により合宿中の連絡手段がなくなり、筆者や同行者の行動が制限されてしまった。 |
前提条件
- 防水ケースにストラップは付いておらず、また水着のポケットもファスナーや留め具の類は付いておらず、不意に物 を落とす可能性があった。
- 遊泳時の海は波が比較的高く、上記のような事柄が起きる可能性が極めて高い状況
- 筆者はスマートフォンを持ったまま海のかなり奥の方(砂浜に敷いたレジャーシートから100m弱、海の家から200m前後)まで進んだ。この距離では波の高さが成人男性の平均身長(171.5cm)をゆうに超え、波が来た際は立っていられないほどの力で身体が岸の方へ押される。
健常行動ブレイクポイント
- 海の中に貴重品を持ち込んではいけなかった。 海中での落とし物は舞い上がった砂によって手探りの他に方法がなく、波が絶え間なく打ち寄せるため極めて困難である。
- 海に物を持ち込んで遊泳する場合は紛失防止の対策を十分に取るべきだった。 遊泳中は不意に高波が来る可能性もあるため、対策を怠ると簡単に持ち物が波にさらわれてしまう。
どうすればよかったか
- 絶対に貴重品を持って遊泳してはいけない。 砂浜で待っている同行者に荷物を預ける、車に置いていく、コインロッカーを利用するなどの対策を取り、極力手ぶらの状態で遊泳する。
- やむを得ず海に私物を持ち込む場合は、紛失防止の対策を十分に取る。 ストラップをつけて首や肩にかけたり、ジッパー付きのポケットのある水着を着たりすることで、事態の発生を防げる可能性がある。
備考
- 貴重品をなくしたからといって人前で露骨に落ち込むのも憚られるので、筆者はこれ以降の旅行をデジタルデトックスの一環と捉えて楽しむことにした。深夜や早朝に宿の周辺を散歩したり、あまり交流のなかった部員と積極的に会話をしたりすることで、 却って身体と精神の両面で健全で充実度の高い旅行にすることができた。
- 筆者は前々から料金プランに不満を持っており、これを機に携帯キャリア・プランの変更を決意した。新規キャリアの契約には本人確認書類の写真や支払い方法の設定などが必要だが、スマートフォンが無いため写真撮影が出来なかったり、口座の電話番号を一時的に実家の固定電話番号に変更する必要があったりと、色々と面倒だった。
- キャリアによっては月額1,000円前後で故障や盗難・紛失などのトラブルの際に代わりの端末を提供してもらえるオプションを付けられる。筆者は同様の事態が今後も起こると考えこのオプションも合わせて申し込んだ。