5W1H+Then状況説明
Who(誰が) | 筆者の交際相手が |
When(いつ) | デート中 |
Where(どこで) | 駅周辺で |
Why(なぜ) | 筆者から「次の予定まで30分くらい時間が空くから、どこかいいカフェに行こうか」と言われたので |
What(何を) | その場所から片道15分のところにあるカフェを |
How(どのように) | 提案した。 |
Then(どうなった) | 筆者がカフェを探すことになった。 |
前提条件
- 交際相手は「僕はおそらくASDだ」と筆者に申告しており、来月検査を受ける予定である。
健常行動ブレイクポイント
- 「次の予定まで30分くらい時間が空くから、どこかいいカフェに行こうか」という発言には「予定が空いたので、それまでどこかで時間をつぶす必要がある。時間をつぶすときは、座ってゆっくり休 憩しながら過ごしたい。ゆえに『座ってゆっくり休憩しながら過ごすという目的』に適した(=いい)カフェに入店して過ごしたい」という、言外の意味が含有されている。しかし、交際相手は「カフェに行くという目的」のみに着目してしまい、30分の休憩時間を丸々使って往復30分のカフェに文字通り「行くだけ」となる提案をしてしまった。
どうすればよかったか
- 発達障害がある場合は「言外の意味」を読み取るのが難しいと思うが、その場合も個別具体のケースとして、交際相手や友人知人等からカフェに行きたいと言われた際は「時間をつぶすこと」「休憩すること」「カフェに滞在すること」が主目的である可能性があることを、知識として覚えているといいだろう。
備考
- 類似事例として「(※合コンで)2人で抜け出そうか」「(※女性が男性と2人で会っているとき)疲れたからホテルに行きたい」「(※飲み会終了後の駅で)トイレ行ってから帰るから先行ってて」など、言外の意味を読み取れなければ判断を誤ってしまいやすい表現が多々ある。それぞれ「あなたに興味があるので2人で懇意になりたい」「ラブホテルに行って性交渉をしたい」「あなたとは別々に帰路に就きたい」という意味である。