5W1H+Then状況説明
Who(誰が) | 筆者が |
When(いつ) | 大学生のころ |
Where(どこで) | 入居していた学生寮の共用キッチンにて |
Why(なぜ) | 鍋の空焚きによる小規模な火災が発生し、鎮火したものの火災報知器のブザーが鳴りやまずうるさかったため |
What(何を) | 自室からドライバーを持ち出し、火災報知機のブザーにつながる配線を |
How(どのように) | 解体し、ブザーを停止した |
Then(どうなった) | 大学当局から全学宛に、火災報知機の配線を解体するという行為は断じて容認できるものではなく、当該の者は速やかに名乗り出るよ う通達された |
前提条件
- 火災を発生させたのは筆者ではない
- 筆者は当時PUBGというゲームをプレイしており、火災報知器の騒音により敵プレイヤーの足音が聞こえなくなることは大きなストレスであった
- 鍋を空焚きし、火災を発生させた者はおそらく名乗り出なかった
- 筆者も名乗り出なかった
- 現場には同フロア入居者の大半が詰めかけており、筆者が配線を解体する様子は多くの人物により目撃されていたが、その行為に関して当局に通報されることはなかった
- 大学当局は火災そのものよりも火災報知機の配線を解体した行為をより重く受け止めているように見受けられた
健常行動ブレイクポイント
- 事象を施設の安全管理の視点から見た場合、火災報知器の配線を解体した筆者の行為は容認しがたいものであったと考えられる
どうすればよかったか
- うるさいからといって火災報知器の配線を解体してはいけなかった
- しかしそれ以前に、火災が発生しなけば筆者が火災報知器の配線を解体する必要はなかったため、当該人物は鍋を空焚きし火災を発生させるべきではなかった
- しかしそれ以前に、鍋の空焚きによる火災の大半はSiセンサ搭載型のコンロ (鍋底の温度を感知し火災を防止する機能を持つもの)(2008年よりメーカー向けに搭載が義務化)による防止が可能であるため、大学当局は設備に要する費用よりも人命を第一に考えてコンロをSiセンサ搭載型のものに更新すべきだった
- 自らの責任を他人に転嫁してはいけない
備考
- 学生寮からは翌年追い出された(更新手 続きを忘れたため)