5W1H+Then状況説明
Who(誰が) | 筆者が |
When(いつ) | 昔、まだマッチングアプリという言葉がなかったころ |
Where(どこで) | マッチングサービス最大手で |
Why(なぜ) | 自らのあるべき性別で認識してほしかったため |
What(何を) | マッチングサービスの登録情報を |
How(どのように) | 戸籍の性とは別の性別で登録し、紹介文にも事情を書き、マッチングを試みた。 |
Then(どうなった) | 何人かの異性と知り合えた。そのうちひとりは現在押しも押されもせぬ著名なライターとして活躍しており、筆者もさまざまなアドバイスをいただいた。 また別のひとりは現在でも𝕏、Facebookでつながっている。 |
前提条件
- 昔の話である。当時はまだセクシャルマイノリティの権利が広く認められていなかったのもあってこのような手段をとった。
なぜやってよかったのか
- 戸籍上の性別(本来の肉体の性別)に関わらず、異性と知り合うことができた。
- 知り合った異性の中には長い付き合いになる人もいた。
- 事前に懸念される情報を開示したことで、理解のある異性のみと知り合うことができ、不安な思いをせずに済んだ。
やらなかったらどうなっていたか
- 戸籍上の性別で登録した場合、同性とマッチング することになる。このときは異性とマッチングしたかった。
- 異性の友人が得られなかった。
- 交際に発展して、懸念事項が明らかになったときにどうなるかを考え不安な日々を過ごしていただろう。
備考
- 現代では、セクシャルマイノリティが知られた上で、セクマイじゃない人異性どうしでマッチングサービスを利用することが多いみたいなので、多くのマッチングサービスでは同じようなことはできない。
- 懸念される情報を敢えて明らかにせずに知り合い、交際を発展させる戦略と、敢えて知り合うとき・交際を始める前、早めに開示して交際を発展させる戦略と、いい感じの頃合いで開示していく戦略があり、どれが正解かはわからない。多くの当事者は、開示せずに知り合い仲を深め、いいタイミングで開示したり、交際が進展してから開示する戦略をとりたいだろうと思う。筆者も当然そうである。だが、筆者は隠して仲を深めることは不器用だったり、不安で押し潰されそうになるので、最初に開示する戦略をとっている。