5W1H+Then状況説明

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5W1H状況説明

    負極性感情及び負極性発話が及ぼす共同体への影響と共同体の不文律の関係

    • 負極性感情とりわけ怒りに類される感情は、感情の主体が言語なり身体的表現なりで発露した際に、他個体の人間の思考および感情ないしは行動に負の影響を与える側面を持つ事実がある。
    • そのためインターネット内外を問わず多くの共同体では「キレてはいけない」「怒ってはいけない」「怒りの感情を発露してはならない」といった不文律が設けられる傾向がある。
    • 共同体の構成員個々の性質に依存する側面は大きいものの、多くの共同体では以上の不文律を必要最低限守らなくてはならない約束事と暗黙裡に規定され「ドレスコード」とみなす傾向がある。
    • この「ドレスコード」を怒りの発露で破った場合、怒りの発露者は共同体内で今後少なからず不利益を被る状況に至る。
    • 時には「この者は最低限度のことを守れない人格破綻者」「この者は大人として未熟だ」という価値観を自分以外の構成員に植え付けることになる。
    • 多くの健常者は事象により大きな衝撃を受けるとその事象を事象の発生者の性質と結びつける傾向があり、そしてそれは事象の発生者の性質であると固定する傾向がある。
    • したがって、一度でも直截に怒りに類する感情を共同体内で顕にすれば、今後その共同体で利益を享受することがきわめて難しくなる。

    語彙の極性習得

    • 筆者には語彙の有する極性が見えない。
    • 健常者には語彙の持つ極性が見えるため、ここから学ぶ必要がある。
    • 健常者から学ぶのが困難な状況にある場合は(具体的な商品名は避けるが)類語辞典、国語辞典、シソーラス、感情別にまとめられた類語辞典の類を積極的に読み、語彙の蓄積と収集、そして語彙と感情とを結びつけることを強く推奨する。
    • 多くの異常者は多くの共同体から弾かれる傾向があり健常者と接して経験に学ぶことができないことが多い。そのため以上のような語彙蓄積の権威に頼って「学習」するのがよい。
    • 異常者同士での学習は誤学習に繋がりかねないので注意が必要。